山陽道野磨駅家跡

 さ ん よ う ど う や ま の う ま や あ と

山陽道野磨駅家跡

 奈良時代には、全国に「駅路(えきろ)」と呼ばれる道路が整備されました。それにともない、駅路を往来する役人や外国からの使節に対して馬の乗り継ぎや食料の支給、宿泊所の提供を目的として、「駅家(うまや)」が設置されました。駅家は全国に400箇所以上存在したとされていますが、ほとんどが後世の開発によって失われています。

 そのような中で、山陽道野磨駅家跡は、7世紀末〜8世紀初頭と見られる掘立柱建物跡(初期駅家跡・八反坪地区)、8世紀後半から11世紀後半と考えられる瓦葺礎石建物跡(後期駅家跡・飯坂地区)及び古代山陽道跡(八反坪地区)が残る非常に貴重な遺跡です。

 いずれも、発掘調査後に埋め戻され、現況は水田や原っぱとなっていますが、駅家の全体像が分かる重要な遺跡として、平成18(2006)年に国指定遺跡となりました。
 
 平安時代の「今昔物語集」や「枕草紙」の中にも登場するかつての代表的な駅家について、現地の案内板を頼りに想像を巡らせてみてはかがですか。

※私有地のため見学を希望される方は、上郡町教育委員会(0791-52-2912)まで、お気軽にお問い合わせください。

※発掘された貴重な遺物は上郡町郷土資料館に展示されていますので、あわせてご覧ください。

所在地 上郡町落地
問い合わせ先 上郡町教育委員会 社会教育課文化財係
TEL:0791-52-2912
入園料 無料
アクセス 車:山陽自動車道 龍野西ICから西へ約30分
   山陽自動車道 備前ICから東へ約20分
   中国自動車道 佐用ICから南へ約35分
JR:山陽本線上郡駅下車 南西へ約9km
駐車場 なし